新学期です。

書きたいここはたくさんあったのですが、久しぶりすぎて全部忘れちゃった☆
(と可愛い子ぶってみる)




ひとまず、2ゼメスター生(1年生後期)になりました。
この間、期末試験と実技研修(ワイマールの先史時代博物館で)、春休み明けに提出する実技課題を仕上げてました。


今回の冬は雪が永遠に降り続けるのかと思うほどで飽き飽きしていましたが、ここ1週間でやっと暖かくなりました。



が、それと同時に始まりました、花粉症。


クラスメイトにも「どうした?風邪?」と心配されるほど、鼻かんでいるかクシャミをしています。
かゆいよぉ~!!!



さて2ゼメ生になりましたが、今回の講義内容は色々と予定を立てにくい感じにカオスです。
実技の先生が一人、どうも急に退職されたり、客員教授の先生との連携が取れていないようで、コロコロ時間割が狂います。
更に来季から学校の講義モジュールが改変されるにあたり、筆記試験からレポート制もしくは口答試験(専攻に関連性のあるもの)に変更されるらしく、どの教科が現行でどの教科が変更なのか、みんな慌ててます。
というのは、専攻によって少し楽になったり悲惨になったりしているので。


私の専攻は悲惨になっています。
どの道やること多くて、外国人ですでに前々から悲惨なので、一人達観しています。




さて、今回2ゼメの必修は、


  • 図像学/美術史(後期ルネッサンス・マニエリスム・バロック)
  • 英語でのステンドグラス専門講義(試験を受けるかは選択可)
  • 外国語(前回同様、中国語Ⅱを選択)
  • 絵画実技(テンペラ、スケッチ)
  • 物理(熱力学Ⅱ)
  • 絵画の修復保存学
  • 化学(有機化学Ⅱ)
  • 考古学/博物館学
  • 色彩工学
  • PCでのグラフィック講座(Photoshopなどでの写真加工など)
  • 木製/金属製文化財の製造法
  • 考古学文化財の修復保存(琥珀・象牙・織物がメイン)




「/」で分けているのは、集中講義を含む交代制の講義です。


プラス3週間の実習が各2回入る予定ですが、今ゼメは祝日が多いので、それに合わせてだったり天気がいいからということで、非常にサボりの人がが多いです。

チキン西田は真面目で、出席率と実技成績は誰よりもいいです。苦笑




来週からは3週間の実習です。
しかし目下楽しみは、Händel-Haus(ヘンデル・ハウス)研修中に修復したクラヴィコードがついにお目見えするらしく、ローランド(研修中、そして今もお世話になってる修復家)と一緒に、5月にドイツ辺境の町に行くことです。
は~楽しみ!!




しかしうっかりしてたけど、まずは週末にある中国語検定試験に向けて慌てて勉強を開始します。




大学の講義

基本、1日が24時間では足りません。


体が回復しないまま翌日に持ち越すと、非常に周りとの年齢を感じさせられます。
それでも一応、うちの学年の最年長ではない(大いに平均年齢は上げているけれど)ので、若いフリして頑張ってますが。


大学の講義は朝大体8時から早い日は14時半、遅い日は19時半。
空き時間は、実技の提出物作製のため作業場にこもる。(作品は自宅作業禁止)


1ゼメスター(1年前期)の必修は

  • 文化財保存学
  • 美術史(今回はルネッサンス)
  • 化学(今回は有機化学)
  • 物理化学(今回は熱量学みたいなの)
  • 生物(今回は木材・菌類)
  • 宗教絵画史
  • 壁画構造学
  • 装飾技術学
  • 外国語(これは2年生終了までに4カ国語。今回は講義がギュウギュウなんで、少ない選択肢から中国語を何故か英語で受けているという不思議な状態)
  • 作業基本技術
  • 絵画(テンペラ、デッサンなど)
  • 写真


昼食の時間は確保されていますが、イワユル想像していたキャンパスライフとはほど遠く、何か久しぶりに国立音大調律科を彷彿とさせられますが、実技がメインではないのでフラストレーションがたまります。
それでも物理的に腕と首が回らなくなる(本当に病院に通った)ほど必死ですが、一先ずそれも現在は休憩中です。


私の通っている大学(Fachhochschule)は、いわゆる総合大学(Universität)ではないので、講義だけ受けていればいいわけではありません。


しっかり実技の集中講座があります。他の科も同じようにプラニングされているのかは分からないけれど、修復・保存科は5週間ほどの講義のみの時期の後、実技のみ(語学以外の講義は休講)の3週間の時期とを交互に繰り返します。



それぞれの専攻の担当教授もしくは講師に付き、実物の文化財を修復。
うちの大学の特色として1年目は色々な専攻を体験出来ます。


しかし、私のいるグループ(1学年を2つに分けて作業)は1週間目、違う実技課題で動いていたので、2週間目は作業場の空きがあまり無く、作業を選べる状態でないので、今回の担当講師が振り分けました。
私の専攻はここでは美術工芸品ですが、この大学の講師が昔ちょっと楽器博物館で働いていた経緯もあって、楽器が課題としてたくさんあります。
私がピアノ技術者と言うこともあり、振り子時計(音楽がなるのでからくり時計と言うべきか)の内部にある楽器の響板部分を。

・・・悪くはないのだけど、非常に担当と意見が食い違うので、作業的にと言うより精神的にストレスを感じ始めている。


無知であれば鵜呑みに出来るんだけど、楽器に関しては多少知っているものだから、「うん、そのとおり!」と素直に言えない。


あと1週間で実技週間は終わるけれど、何と言うか、良心と言うか美学と言うか・・・この考え方の違いが尾を引かなければ良いのだけど。。。(早く講義の週になって欲しいとか思い始めているし)



最悪、次回は他の担当教授につくとか、他の文化財を選ぶとか、外部へ実技研修も選択肢は残っているので、あまり深く考えないようにする。
このモチベーションの後退は今望むべきものではない。



私がそうこう身もだえているうちに、ドイツはそろそろ完全冬装備です。



スーパーダイジェスト 5月 その3

私の研修担当は、元Orgelbauer(パイプオルガン製作者)でもあります。

彼はHalleの宗教音楽大学で週1・選択1コマ、オルガン講座(勿論、弾く方じゃなくてメカニックなこと)を持っており、実地講座でHalleの教会(Ulrichskirche(ウルリヒス教会))のパイプオルガンの仕組みを説明すると言うことなんで、宗教音楽大学の学生さん6人に混ざって7人目のなんちゃって女子大生(平均年齢大幅に上げている)として参加。





西側にあるバロックオルガンは30年ほど前に機能しなくなったので、その後新しいオルガンを反対側に設置。

今はこっちをメインにコンサートなんかが行われている。


1コマみっちり講義。講義は演奏者向けの知ってておくべきオルガンの仕組みとは言えど、多少オルガンのことも知っているけど・・・な私はちょっとチンプンカンプンになるハプニングも。
いや、レジスターが多過ぎて・・・。イイワケ。



ヤバい。勉強しなきゃ。。。